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2026年 オリジナルカレンダー(花を描く―素描より)
2026年オリジナルカレンダー
平山郁夫 花を描く−素描より−
平山郁夫は晩年、鎌倉の画室の庭から見える小さな花々たちを素描(水彩)で描きました。この庭では四季折々の様々な花が咲く中、画家はそれらを見つめ、時に創作に活かしながら、画業に励んできました。長年にわたるシルクロードへの取材旅行の中で、平山の心を潤したのは、画室から見える花々だった事がうかがえます。画家は次のように述懐しています。
(画室の)目の前の自然が、毎日違った言葉で語りかけてくる。・・・目をつぶって走り続けた私の生活に、身近な自然が安らぎを与えてくれる。・・・炎熱の砂漠を歩き、凍てついた高山に上り、自然の神秘を感じ、さまざまな異文化を学んだ。だが、鎌倉の我が画室から見える庭の四季の変化を見ているだけでも、悟りがひらけるのではないだろうかと思うことがある。
『平山郁夫全集 第1巻 日本の山河』 [講談社・1991年]より
2026年のカレンダーは、平山郁夫の描く「花」の素描を揃えてみました。画家の日々に潤いと癒しを与えた画室の花々たちをお楽しみください。
サイズ:21.0×30.0cm(A4サイズ)